1961-10-16 第39回国会 参議院 予算委員会 第4号
第二十五国会の日ソ共同宣言批准当時の特別委員会の会議録があります。ここで領土問題に関する政府の統一見解として、はっきり私はこの画院の論議を通じて確立された事項があると思うのです。それは今のような見解じゃないと思う。
第二十五国会の日ソ共同宣言批准当時の特別委員会の会議録があります。ここで領土問題に関する政府の統一見解として、はっきり私はこの画院の論議を通じて確立された事項があると思うのです。それは今のような見解じゃないと思う。
○西田信一君 日ソ共同宣言批准の第二十四国会におきまする質疑の過程におきましても、河野農林大臣は、その必要があるならば日ソ漁業委員会において近海漁業の暫定取りきめを話し合う用意があるという答弁をされております。
鳩山総理は、日ソ国交回復のため力を尽し、日本の自主独立、平和外交の第一歩を進められ、その日ソ共同宣言批准のため、この臨時国会を召集せられました。 〔議長退席、副議長着席〕 日ソ共同宣言の批准は、社会党の協力によって無事終り、批准書の交換を待つばかりであります。しかるに、この批准の国会にスト禁止法の存続議決案を出して、この国会を必要以上に混乱させました。
なお、日ソ共同宣言批准後の年内引き揚げも予想されますので、ただいまの閉会中審査の件に基き、その実地調査を必要とする場合におきましては、委員を派遣いたし、調査を行いたいと思いますが、その際における委員派遣の手続等に関しましては、委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
日ソ共同宣言批准による両国の国交の回復を国民大多数が心から感激し歓迎しておるように政府は見ておるようでありますが、現実は必ずしもそうではありません。政府提案の案件について、すでに論じ尽せられていることでもあり、この上、押し問答をしても由民の不安が除かれることはまず望めないと私は考える次第であります。
日ソ国交回復問題に関しましては、一部に日ソ共同宣言批准反対の動きもありましたが、全般的には、今となっては国交もやむなしとし、その回復後においては左翼勢力の伸張することを予想し、これに対決するため、自己陣営の強化をはかるとともに、国民啓蒙に重点を置きまして、広く国民を結集し、民族戦線の強化を企図している動きが見受けられるのであります。
この大和党が組織を直しましたアジア民族協議会が主体になって、当日、日ソ共同宣言批准反対の国民大会をやりまして、そのあとでそれに参加した隊員等がソ連漁業代表部に流れまして、あのような事件になったと承知いたしております。
○宮下説明員 当日アジア民族協議会が主体になりまして、日比谷公園で日ソ共同宣言批准反対国民大会をやる、そのために全国各支部を動員をしているということは十分承知いたしておりました。しかしながら、お尋ねのような、ソ連漁業代表部に押しかけて門を破壊しあるいは窓ガラスを破るというような計画は承知いたしておりませんでした。
○原委員長 ただいま外務省法眼参事官がおいでになりまして、十二時までより時間がないということで、十分間ほどしかないのですが、この際日ソ共同宣言批准後の問題を質問願います。